今回は、Macbookにも使用できる、2TBのポータブルHDD「HDPX-UTSC」をご紹介します。
発売元は安心の国内メーカー、IODATA(アイ・オー・データ)です。
HDPX-UTSCのハードディスクは、Macbookにも使えるオシャレでスタイリッシュなデザインとなっており、筆者も愛用しているハードディスクです。
カッコいい筐体のPCの周辺機器もカッコいいモノで揃えたいですよね。
それでは、詳細を見ていきましょう。
スペック
2TBのポータブルHDD「HDPX-UTSC」のスペックは以下です。
対応OS:Windows、Mac
インターフェイス:USB3.2 Gen1
電源:USBバスパワー
接続端子:Type-C、USB A
寸法(本体):約76(W)× 114(D)× 8.6(H)mm
重さ(本体):約130g
使用温度範囲:5~35℃
使用湿度範囲:20~80%
添付品:USBケーブル(Type-C – Micro-B/30cm)、USBケーブル(A – Micro-B/30cm)、取扱説明書
価格(2TBモデル):15,800 円
外観
筆者が購入した2TBのポータブルHDD「HDPX-UTSC」です。
カラーモデルはBlack×Redにしてみました。
まずは箱の外観。
Macでも使えるHDDであることがアピールされています。
同梱物はこちら。
HDD本体、USBケーブル(Type-C – Micro-B/30cm)、USBケーブル(A – Micro-B/30cm)、取扱説明書です。
本体を確認。
ポータブルHDDだけあってかなりスリムですね。
サイズは、約76(W)× 114(D)× 8.6(H)mm です。
筆者のPCはMacBookAir M2 なので、USBのタイプA端子が無く、タイプCのみ搭載されています。
タイプC用のケーブルも付属していますので、こちらを使用。
PCに接続するとこんな感じ。
色合いや質感もMacの筐体に近いので、いい感じです。
(欲を言えば赤ラインは不要かも)
実際に使ってみた
MacBookAir(M2)でHDDを使用できるようになるまでの流れです。
筆者はあまり説明書を読まずに進めたせいで苦労しました…
第二の犠牲者が出ないようにするためにも、ここに対応を記しておきます。
(PCのCPUアーキテクチャの種類や、OS・HDDのアプリのバージョンによって対応は変わるかもですが悪しからず)
まず、PC(Mac)には何もアプリをインストールしていない状態でも、HDDを接続後、読み取りできました。
Windows用のフォーマット(NTFS)ですが、読み取りは普通にできる模様。
試しに、読み取れたHDDにテキストファイルを書き込んでみます。
ダメでした。
Windowsだとそのまま使えますが、やはりMacだと専用アプリをインストールしないと、書き込み操作(ファイルの保存)はできないようですね。
ここで初めて説明書を読むと、ちゃんと「Macの人はこの指示にしたがってね」的な手順が書かれていました。
指示にしたがって専用ページに移動。
ご使用のOSを選ぶ箇所があります。
Macのバージョン数まで把握しないとダメみたい。
Macの設定画面から確認します。
筆者の場合はSonomaでバージョン14.0でした。
macOS(11~)を選択すると、何やらいろいろ出てきました。
とりあえず一番下の[ダウンロード]を選択して、専用アプリのインストーラーを起動します。
インストーラー起動。
インストーラーが起動しないエラーが出ました。
サポートページに全く同じエラー「~は開発元が未確認のため開けません」を発見。
セキュリティ設定からインストーラーを実行できるとのこと。
警告が出てきますが、[開く]を押します。
また警告が出てきますが、[許可]を押します。
ようやくインストーラー起動した…後はひたすら続けるで進めます。
最後に[同意する]を押します。
パスワードなり、生体認証なり問われるので、進めます。
インストールが完了。再起動ボタンを押します。
再起動後、エラーが出ていました。
とりあえず、[システム機能拡張を有効にする]を押します。
すると、システム終了を求められるので[システム終了]を押下します。
しかし、再起動後またしても謎のエラー。
公式のQ&Aを見ると、まだやらないといけない設定があるとのこと。
以下画像の手順を実施すると、エラーが解消しました。
今度こそ、ファイルをHDDに保存できるか試します。
いけました!長かった…
使ってみて感じたメリット
実際に使ってみて感じたメリットは以下です。
デザイン性
正直、見た目が一番の購入の決め手でした。
金属的な質感があり、高級感のあるボディをしているので、MacユーザーにとってPCと周辺機器の質感を統一できるのは嬉しいはず。
コスパがよい
1万円代で2TBのストレージですので、コスパはまあまあ良いです。
HDDだからこそSSDより価格が抑えられるのは当然ですが、デザイン性やコンパクトさを鑑みればお安いと思います。
使ってみて感じたデメリット
実際に使ってみて感じたデメリットは以下です。
Macだと設定がめんどくさい(かもしれない)
前述のとおり、Windowsではなく、Macユーザーだと専用アプリのインストールに一苦労するかもしれません。
ただ、作業が1回きりだと思えば、大きなデメリットではないように思います。
データの転送速度
言わずもがな、SSDではなくHDDですので、当然転送速度は遅いと感じるかもしれません。
筆者の場合は、たまにバックアップを取るくらいの用途で購入したので、速度のデメリットは大きくありません。
頻繁にストレージを使いたい人は、SSDを使ったほうがよいと思いますので、本製品はおススメできません。
まとめ
今回は、Macbookにも使用できる、ポータブルHDD「HDPX-UTSC」をご紹介しました。
このHDDは、デザイン性が高くMacとの見た目の相性が抜群です。
HDDということもあり、1万円代で2TBと大容量なモデルを購入できます。
一方でMacだとセットアップに手間がかかる可能性があったり、HDDがゆえにデータ転送は速くないという点は気になります。
筆者は完全に見た目を決め手に購入しましたが、現在もメインのバックアップ用HDDとして愛用しています。
頻繁に外部ストレージを利用しないMacユーザーにはとてもおススメしたいHDDと言えますね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
機器ドッグでした。