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【5万円台で購入できる】N100を搭載した10.5型ノートPC「Minibook X」のレビュー!

機器ドッグ
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こんにちには、ノートPC(ラップトップ)の魅力を伝える機器ドッグ(キキドッグ)です。

今回は、N100を搭載した10.5型ノートPC「Minibook X」を購入したのでレビューしていきます。

MiniBook Xは、CHUWIから発売されているWindowsのモバイルノートPC(UMPCとも言えるかも)です。
5万円台で購入でき、約10.5インチで1kg以下のコンパクトな筐体なので、気軽に購入して持ち運びができます。

それでは、さっそく見ていきましょう。

スペック

今回購入したMinibook Xのスペックは以下です。

【価格】55,900円(税込)
【カラー】スペースグレイ
【OS】Windows 11 Home
【ディスプレイ】10.51 インチ、1920×1200、16:10 IPS
【プロセッサ】Intel Alder Lake-N100
【GPU】Intel UHD Graphics for 12th Gen Intel Processors
【ストレージ】512GB PCIE SSD
【メモリ】12GB LPDDR5
【バッテリー】26.6Wh (7.6V/3800mAh)
【アダプタ】12V/2A
【寸法】244×166.4×17.2(H)mm
【重量】約 920g
【インターフェイス】Type-C×2Pcs、3.5mm イヤホンジャック、M. 2 ポート、Microカード ポート
【ワイヤレス】2.4G/5G、WIFI6(802.11ax1)、Bluetooth 5.2
【キーボード】チクレットキーボード
【梱包内容】12V/2A アダプタ、PSE、 CE、 UL、 FCC、3C 認証、 取扱説明書、適合証明書、 品質証明書、 保証カード
スペックの引用元:https://www.chuwi.com/jp/product/items/chuwi-minibook-x-n100/specs.html

同じ「Minibook X」でN5100を搭載しているモデルもあるため、N100のモデルを購入する際には注意です。
性能は、N5100よりN100の方が優れており、だいたい第7~第8世代の Core-i5 と同等の性能です(エクセルやネットサーフィン、Youtubeなどの動画視聴であれば快適にできる性能)。

最新世代のハイエンドなプロセッサと性能を比較すると、もちろん劣りますが、コスパは圧倒的です。

最近はYoutubeで、安価なPCレビューのコメント欄に「N100だったら買うのに」というコメントをよく見かけるようになりました。

昔の廉価版のプロセッサは「捨てたほうがマシ」のような扱いをうけていたので、技術の進歩を感じますね。

開封


外装はこんな感じ。
佐川急便で届いたのですが、箱が小さくて軽いのでPCが配達されたとは気が付きませんでした。


開けるとこんな感じ。
梱包内容はスペック記述のとおり、12V/2A アダプタ、PSE、 CE、 UL、 FCC、3C 認証、 取扱説明書、適合証明書、 品質証明書、 保証カードです。

外観

シンプルなデザイン


デザインは非常にシンプルです。
アルミ合金製のボディで高級感があり、5万円台には見えません。
インテルの青いシールは剥がした方がかっこよさそう。

とにかくコンパクト

筆者の手が大きめなのもありますが、とにかく筐体がコンパクトです!
(244×166.4×17.2(H)mm)
天板にロゴが無くシンプルなデザインで、高級感のあるスペースグレーなのも嬉しい。

13.5インチのMacBookAirと比較してもこんなに小さいです。

2in1タイプ


2in1タイプなので、360度ディスプレイが回転します。
写真のMinibookは謎にテントモードにしてしまってますが、ちゃんと天板背面と底面がくっつくまで回転しますのでご安心を。

キーボード


キーボードは10.5インチにしては広いです。
ストロークは深く、打鍵の心地はいいです(ここは推しポイント)。
少なくともMacBookAir(M2)と比較して明らかにキーストロークが深く、タイピング疲れしにくい印象です。

ポート



ポートはUSB-タイプC×2、イヤホンジャック×1です。
USBは右側、イヤホンジャックは左側に搭載されているのですが、これ、MacBookAirと配置が逆なので、欲を言えばポート位置が入れ替わってくれたら嬉しいところです。

重さ


実測値で918グラムでした。
公式で約920グラムなので想定範囲です。

10.8型にしては軽いというわけではありませんが、ノートPCではかなり軽量の部類に入ります。
1kg切っているというのが大きいですね。

プロセッサがN100なのだけ確認しておく


外観ではありませんが、プロセッサがN100であることを確認しておきました。

なお、本レビューではベンチマークテストは実施しておりません。
N100を搭載しているPCでのベンチマークテストは既に多くの方がされているので、外観にフォーカスしたレビューとしています。
本当はめんどくさいからなんて口が裂けても言えません。

気になったところ

ディスプレイの写りこみ

2in1PCでは基本仕様ですが、ディスレプイに光沢がある(グレア)仕様です。
専用の保護フィルムを使えば、画面を保護しつつ光沢を抑える(アンチグレアにする)ことができます。

キーボードの配置が特殊

10.5インチのスペースにキーボードを詰め込んでいるので、どうしてもフルサイズとはズレが生じています。
ただ、個人的に違和感があったのは、EnterキーがUS配列っぽくなっている事くらいでした。

筆者は普段JS配列でEnterキーの上の方を押すクセがあるので、Enterキーの真ん中を打鍵する練習が必要そうです。

まとめ

今回はCHUWIから発売されている「Minibook X(N100モデル)」のレビューでした。
持ち運びやすく、5万円台購入できるWindowsPCなので、刺さる人には刺さる商品だと思います。
特に10.5インチと攻めた小さめサイズなのが素晴らしいです。
これならリュックサックではなく、スリングバッグやボディバッグに収納できます。

デメリットに感じたのは画面の光沢による写りこみですが、保護フィルムで対処可能です。
後はキーボードの配列がやや特殊なので、人によっては慣れるのに時間がかかるかもしれません。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
機器ドッグでした。