今回は、尊師スタイルを試してみたけど結果として肩こりが悪化してしまったお話をします。
※本記事は、あくまで筆者の個人的な体験です。
尊師スタイルとは
尊師スタイルとは、ノートPCのキーボード面に、自分の好きなキーボードを乗せて使うスタイルのことです。
「尊師スタイル」という名称は、「尊師」と呼ばれているプログラマ「リチャード・ストールマン氏」が一躍有名にしたスタイルであることに由来するようです。
ちなみにHHKB公式の動画内にも、尊師スタイルしているシーンがあります。
引用元:YouTube(HHKB公式)
尊師スタイルの何がいいのか
尊師スタイルには、以下のメリットがあります。
・ノートPCでも、自分の好きな・慣れたキーボードでタイピングできる。
・慣れているキーボードを使うので、長時間タイピングしても疲れにくい。
一方で、以下のデメリットがあります。
・出先で尊師スタイルするにはノートPCとは別にキーボードを運ばなければならない。
・ノートPCの上にキーボードを乗せるので、ノートPC側のキーボードに干渉する恐れがある。→この問題を解消するグッズは発売されている模様。
尊師スタイルしてみた
尊師スタイルするにあたっての試行錯誤と、筆者の肩こりが悪化するまでの流れは以下です。
尊師スタイル始めたての構成
筆者が尊師スタイルし始めた頃の構成です。
ふだんはデスクトップPC+モニターの構成ですが、サブの作業用構成として尊師スタイルにしてみました。
使用機材は、MacBookAirとHHKBの組み合わせです。
この時点で、手首とキーボードとの段差で打ちづらさを感じました。
手首を浮かせば多少早くタイピングできますが、これだと手首が疲れやすく、長時間の作業には向きません。
アームレストを購入して手首疲れを解消
手首を浮かせてタイピングするのを避けるため、アームレストを購入しました。
アームレストのおかげで、掌底・手首を固定したまま、スムーズにタイピングできるようになりました。
しかし、これではトラックパッドが使えない状態です。
とはいえカーソル操作のたびにアームレストをめくるのはとても耐えられません。
トラックボールの追加
アームレストを分離タイプのものすれば、トラックパッドも使えますが、筆者は使い慣れているトラックボールを追加しました。
この構成で数週間、ちょっとした作業に利用するようになりました。
肩こりの悪化
尊師スタイルが定着してから3週間が経過。
画面を見るために目線が下り、一緒に肩や首が曲がるせいか、肩こりがひどくなっていることに気が付きました。
筆者はふだん、デスクトップPC+モニターの構成がメインなので、尊師スタイルによる首・肩への強い負荷に敏感だったのかもしれません。
まとめ
今回は、ノートPCにキーボードを乗せる「尊師スタイル」で肩こりが悪化したお話をしました。
尊師スタイルでノートPCの上にキーボードを乗せる以上、画面への目線は下ぎみになり、首や肩がこりがひどくなってしまいました。
尊師スタイルは改良の余地があると思います。
ノートPCは軽量なPCスタンドで位置を上げつつ、キーボードは低い位置で使うのが理想的です(もはや尊師スタイルじゃないですが)。
以下の写真は、模索中の構成です。
このPCスタンド、折りたたみ具合が微妙で、荷物がかさばってしまうんですよね。
もっと良い製品を見つけて、共有していきます。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
機器ドッグでした。